Seedance使い方ガイド
Seedance2のコツと核心ロジック:バッチオブジェクト生成を制御する
EC向けクリップ、広告クリエイティブ、モーションのキービジュアルでは、1カットに多数の類似オブジェクト(例:缶12本、街灯20基、箱30個)を生成しつつ、数と形を安定させる必要がよくあります。このSeedanceチュートリアルでは、制御可能なバッチ生成、実用的なプロンプトテンプレート、本番向けの反復ロジックを解説します。

1) 出力がズレる理由:3種類のエラー
| エラー種別 | 典型的な症状 | 修正の方向 |
|---|---|---|
| 数のエラー | 12と指定して9や15になる | まず数を固定し、空間を分割する |
| 構造のエラー | サイズ・形状のばらつきが大きい | スケール・材質の一貫した制約を追加 |
| 時間軸のエラー | カメラ移動中にオブジェクト数が変わる | 「維持する」条件を追加 |
これらのエラーを理解することが、確実なSeedanceプロンプトの第一歩です。
2) バッチオブジェクト用のSeedanceプロンプトテンプレート
5段構成を使います。
- 被写体と数:オブジェクトの種類を正確に+数を正確に。
- 空間配置:グリッド/リング/列/前景・中景・背景。
- 一貫性の制約:材質、スケール範囲、光の方向。
- カメラと時間:カメラの動き+数が変わってよいか。
- ネガティブ制約:余計なオブジェクトや変形を避ける。
例:
木のテーブル上に3×4グリッドで金属缶を12本きっちり配置し、サイズと反射を揃える。3秒間、ゆっくり上からプッシュイン。カット中は追加・削除・差し替えなし。引き伸ばしアーティファクトやランダムな色偏りは避ける。
3) 実務フロー:ドラフトから安定出力へ
- パス1:数とレイアウトのみ検証。
- パス2:材質、光、ブランドパレットを追加。
- パス3:カメラとリズムを追加。
- パス4:失敗例からネガティブ制約を追加。
この短いループは、最近のSeedanceニュースコミュニティの例でもよく見られます。
4) よくある落とし穴
- スタイル形容詞を一度に詰め込み、数の制御が弱くなる。
- 「たくさん」など曖昧な量詞で、具体的な数を書かない。
- 持続条件がなく、カット途中で変化する。
- ランダム配置と厳密グリッドなど、矛盾した指示。
5) 向いているシーン
- ECの商品マトリクスカット
- 複数オブジェクトの教育系解説
- ブランドの配列モーション
- 物流・工業デモ